医師一家の生前対策

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円満相続のために

親族内承継による後継者育成の方法

親族内承継には安心感、信頼感などのメリットがありますが、決め方によっては親族間の争いなどに発展するデメリットもあります。そのため、後継者を決める際は慎重に育成し、万全の準備をする必要があるでしょう。親族内承継における、後継者育成の方法を紹介します。

他社での修行

経営者として求められるのが、経験値です。
後継者として予定している人がまだ若く、ビジネスマンとしての経験不足の場合は、他社などで経験を積ませてください。
経験が足りない人を後継者に抜擢すると、他のベテランスタッフの反感をかったり、未熟な経験が原因で非常識な発言をしたりする可能性もあります。
そのため、まずは他社で修業させるのが理想です。

経営企画の一任

後継者は、経営ノウハウを身につける必要があります。
もちろん、外部で開催されるセミナーや勉強会でもある程度の経営ノウハウは身につきますが、やはり限度があります。 ノウハウを身につけるには、自社で実践するのが早いです。
後継者が多くの経験を積み、社内である程度の信頼を得たら、経営者は具体的に事業継承を進めてください。 いきなり経営企画を行うのは難しいので、最初は補助の立場で行わせるといいでしょう。
経営企画で最も大切なのは、将来像も考慮した経営戦略の立案と推進です。 短期的な戦略はもちろんのこと、中長期的な戦略も踏まえてしっかり行うことが大切です。
短期的な戦略を始め、中長期的な経営計画の立案、推進ができるようになるまで進めてください。 経営企画は現場から乖離しているようなイメージがありますが、現場のことをしっかり理解していないとできない仕事です。

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