医師一家の生前対策

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13のテクニック

人生を左右する「ライフプランニング」とは

早めに考えておきたいライフプランニング。
本コラムのテーマはライフプランニングです。

・しっかりしたライフプランを

ライフプランというのは、いわゆる生涯生活設計のことであり、早いうちから自分の生涯に対する設計を行うことです。
つい先日までは人生50年時代といわれていましたが、最近は男女とも平均寿命が伸び、今や人生80年時代に突入しています。
順風満帆の人もいれば波乱万丈の人生を歩む人もいます。
しかし事前の生涯設計がしっかりしていれば、人生におけるさまざまな危機を回避できる可能性が高まります。
人が生涯に渡り充実した人生を送るためには、将来起こり得ることを予測し、それに備えてしっかり生活設計を行う必要があるのです。
ライフプランニングがしっかりしていれば、たとえどのようなことが起こっても対処できます。

・ライフプランニングで大切なこと

ライフプランニングするときに気を付けたいことは、自分の生き方を優先することです。
ライフプランにこだわり過ぎて、自分の生き方が窮屈にならないようにしてください。
しっかりしたライフプランを立てることは大切ですが、それにより束縛された生き方になってしまうと意味がありません。

ライフプランニングというのは将来起こり得ることを予測して、それに対応できるよう中長期的な人生設計を行うことです。
ライフプランニングは、皆さんがより有効的にお金や時間を使えるようにするための秘策でもあります。
自分が生活しやすくすることが大切で、自分の人生を縛りつけるものではありません。
将来起こり得ると予測される危険を回避しつつ、同時に毎日の生活を快適に送れることが条件です。
このようにライフプランニングする時は、まず自分の生き方を優先してください。

また、ライフプランニング後の行動も大切です。
誰でも自分のライフプランを立てることはできますが、立てるだけでは何の変化もありません。
自分が立てたライフプランに満足して、何も行動を起こさないと以前のままの自分と変わりません。
ライフプランを現実のものにするには、すぐに実行に移すことが大切です。
皆さんの将来の夢を叶えたり目標を達成したりするには、そのライフプランを確実に実行する必要があります。
シミュレーションは何回でもできますが、それはあくまでも現在からも見た予測にしか過ぎません。
シミュレーションに満足するだけでなく、確実に実行することが大切です。
ライフプランニングの真の目的は、皆さんが理想、希望としている姿を明確にして、それらをスケジュール管理していくことです。
プランニングそのものが、皆さんの将来の人生満足度を最大化できる指標になるように設定してください。

・ライフプランニングの注意点

ライフプランの内容はしっかりしたものである必要がありますが、一つ注意する点があります。

それは目標の明確性です。
自分の生涯生活設計がいくらしっかりした内容のものであっても、皆さんの目的から乖離していると意味がなくなります。
ライフプランの目標を明確にするためにも、皆さんの人生設計をしっかり決めることが大切です。
これから皆さんがどのような人生を送りたいのか、その目的を明確にしないままライフプランを立てても実行性に欠けます。
ライフプランは、自分の目的に見合ったものにする必要があります。
特に目的がないまま、安易にライフプランを立てることがないよう気を付けてください。

自分で作成するのが難しければ、ファイナンシャル・プランナーなどの専門家に相談すると良いでしょう。
ファイナンシャル・プランナーは、ライフプランニングのスペシャリストですので、きっとあなたの悩みに答えてくれるはずです。
まずは一度相談して、あなたの希望を伝えてみてください。
あなたに合ったライフプランを提示してくれることでしょう。

ライフプランニングをしっかりしておくことで、将来どのようなことが起こっても対処できます。
ライフプランニングに迷ったら、ファイナンシャル・プランナーなど、ライフプランのスペシャリストに相談してください。
そして提案してもらった中から、最適な方法を選択すると良いでしょう。

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