医師一家の生前対策

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13のテクニック

遺族の生活を考えた生命保険を選択する

一家の大黒柱がある日突然亡くなったら、残された遺族の生活は一変します。
十分な資産があれば問題ありませんが、遺族が生活できるだけの資産がなければ他の対策を講じる必要があります。
さまざまな対策が考えられますが、その中の一つが生命保険の死亡保険金です。
死亡保険金があれば、被相続人の家族たちの生活危機を回避できます


・保障額について

生命保険に加入する時、最も大切なのが死亡保険金額です。
どの程度の死亡保険金にすれば良いのか、迷う人も多いのではないでしょうか。
生命保険は、この死亡保険金が重要なポイントといえます。
死亡保険金が高ければ高いに越したことはありませんが、それだけ毎月支払う掛け金も高くなります。
またあまり掛け金を下げてしまうと、被相続人が亡くなった後の生活に不安が出てしまいます。
そのため、加入する前に必要な生活資金を事前に把握しておくと良いでしょう。
前もって必要になる生活資金が分かれば、加入すべき生命保険の種類を特定できます。


・生活に必要な資金

それでは一家の大黒柱が亡くなったとき、どの程度の資金が必要なのでしょうか。
一家の大黒柱が亡くなった後、必要となる資金は各家庭によって異なります。
そのためそれぞれの家庭ごとに算定する必要がありますが、一般的には次のものが考えられます。

まず死亡整理金です。
死亡整理金は葬儀費用など、被相続人が亡くなったことで自然と発生する費用をいいます。
この中で特に多いのが、故人の葬儀費用です。
最近は家族葬など料金を抑えたタイプの葬儀が増えていますので、調べてみるといいでしょう。

次に、残された家族の生活費です。
残された家族は今後も毎日生活が続いていきますので、どの程度必要なのかをしっかり算定しておいてください。
家族の生活費は、家族構成などによって変わってきます。
子供がいれば進学、受験などの教育費、また要介護者のお年寄りの方がいれば介護費用なども別途必要です。

一家の大黒柱が亡くなった後、色々なことが起こるかもしれません。
その中には、予測不可能な事象もあると思いますが、その分は他で補填する必要があります。

生活資金を考える場合、基本になるのが今現在の生活費です。
今現在、毎月どれほどの費用がかかっているのかを把握し、上記で求めた額を加味してください。

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