オーナー社長のための収益物件活用術 会社の経営安定、個人資産を防衛

第8章収益物件の活用で、
オーナー社長はより本業に注力できる

副収入を目的にしているため、地方都市の高利回り物件を取得

 本書でも少し述べましたが、投資を考える人が多いわりに物件数が少ない都心部では、平均して利回りは低くなります。他方、ライバルが少ないうえに物件価格そのものも安い地方都市では、平均して高利回りが期待できます。

 そのぶん、地方の物件ではいったん退去者が出ると次の入居者が見つかりにくい、つまり空室期間が長くなりがちといったリスクも潜みます。

 今後は空室対策だけでなく、今いる入居者にいかに留まってもらうかということも経営のうえで大切になってくるでしょう。

 同時に物件の入れ替えや、都心部での取得といったことも並行して考えてもいいのかもしれません。

 以上、4つの事例を紹介しました。

 物件の選定や紹介、金融機関の紹介、さらには売却(出口戦略)のお手伝いなど、私の会社としても様々な場面で、様々なサポートをしてきました。

 今振り返って感じるのは、4例とも本業がイキイキとうまく回っておられるということです。

 本業に加えて「収益物件」というもうひとつの収入の手段や節税の手段を持つことで、経済面だけでなく精神面にも余裕が生まれるかのようです。

 皆さん一様に、本業と収益物件という両輪がかみ合い、相互に好影響をもたらしているように感じます。

 これから収益物件の活用を始めたい、あるいは投資を強化したいという人も、ぜひ本業と収益物件活用の好循環を目指してほしいと願います。

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