医師一家の生前対策

HOMEへ戻る
13のテクニック

親族内承継のメリット

事業継承には、親族内承継と親族外承継があります。
後継者によって、今後の事業経営は大きく変わってきます。 親族内承継、親族外承継、それぞれにメリット、デメリットがありますので確認しておくといいでしょう。
今回は、親族内承継について紹介します。

親族内承継のメリット

親族内承継には、次のようなメリットがあります。 まず、企業内外からの「信頼感を得やすいこと」が挙げられます。 親族以外の役員、従業員などの第三者が後継者になるよりも、親族が後継者になってくれた方が安心できるというのは、心情的に理解できるでしょう。

そして、所有と経営の分離回避も挙げられます。 親族が経営を承継してくれれば、所有と経営の分離を防ぐことができます。

親族内承継のデメリット

親族内承継のデメリットとしては、まず後継者の資質が挙げられます。 後継者に経営者としての資質が備わっていれば問題ありませんが、資質がないと今後の経営にも大きく影響してきます。 営業的な技量はもちろんのこと、経営ノウハウ、スタッフ管理など、経営にはさまざまな資質が求められます。 もし、後継者が経営者に不向きだった場合、優秀なスタッフが退職してしまう可能性もあります。 さらに、親族間の対立を招きやすいのもデメリットといえます

13の相続対策チェックシート 無料ダウンロードPDF