医師一家の生前対策

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13のテクニック

「下流老人」にならないために考えておきたいこと

老後を豊かに暮らすには、早い段階から将来を見据えた生活設計を行うことが大切です。近年では「老後破産」「下流老人」など将来の生活を不安視させるような言葉を聞く機会が増えています


・「下流老人」とは

日本の平均寿命は女性86歳、男性80歳と他国に類を見ないような超高齢社会に突入しています。
日本人女性は3年連続世界第1位、そして男性は世界第3位となっています。
平均寿命が延びると、つまり会社を定年退職した後の人生が必然的に長くなります。
今後もこの傾向は進んでいくことが予想されますので、生活設計が大切になるのです。

そんな中、老後に暮らす生活費が足りず満足できる生活を送れない「下流老人」が話題になっています。
それまでは普通の生活が送れていても、ひょんなことから下流老人に陥ってしまう人も少なくありません。
下流老人にならないために、また下流老人に陥ってもすぐに抜け出せるように、まずはその特徴を押さえておくと良いでしょう


・下流老人になる人たちの特徴

それではどのような方たちが、下流老人に陥ってしまうのでしょうか。
まず、年金の問題があります。
公的年金の保険料を納付しないと、老後に年金を受け取ることができません。
また、たとえ年金保険料を納めていても、途中に未納付期間があれば将来もらえる年金額が少なくなります。
このように十分な公的年金をもらうことができないと、生活が困窮してしまう可能性があります。

また、貯蓄の問題も挙げられます。
例えばパートナーと離婚、死別して単身になった時、十分な貯蓄ができていない人がそのまま下流老人に陥るケースも少なくありません。
貯蓄が苦手で、ある分のお金をすぐに使ってしまう人は、年を取っても同じような行動を取りやすいのです。

早めに対策を講じることで、下流老人にならずにすみます。
公的年金や貯蓄など、自分の生涯生活設計にかかっています。
将来に不安がある方は、現在の生活様式を見直してみると良いでしょう。

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