オーナー社長のための収益物件活用術 会社の経営安定、個人資産を防衛

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収益物件の魅力

投資対象は中古物件
(新築は利益が出ない)

純収入が多く物件価格が下がりにくい物件を探せば、中古物件に行き当たります。

 収益物件において利益を最大化するためには、「純収入が多い」ことと「物件価格が下がらない」ことの2点が外せません。

 この2点を満たす収益物件は、中古の物件です。

 逆にいえば、新築物件は絶対に買ってはいけない対象になります。なぜなら、新築物件は、そもそもの利回りが低いため純収入が少なく、かつ物件価格が大きく下がってしまうからです。

 まず投資回収について見ていきます。一般的に新築物件の表面利回りは中古に比べて極端に低くなってしまいます。

 諸経費は中古に比べて抑えられるというメリットがありますが、減価償却を含めた税引後の利回り(純収入)という観点から見ると、新築物件は投資効率が悪くなります。

 その理由は、中古物件は短期間で減価償却を取れますが、新築物件は償却期間が長くなってしまうため、節税効果も取りにくくなってしまうからです。

 次に新築物件の物件価格の推移を見ていきます。

 まず賃料ですが、新築物件の場合は新築プレミアムということで初回入居の賃料にプレミアムが付いて高くなります。周辺相場より1~2割程度高い賃料でも、新築であれば入居者が見つかるのです。例えば周辺相場が8万円でも、新築時の1回のみ10万円で入居者が入ります。しかし、その入居者が退去してしまえば、賃料は一気に1~2割下がって8万~9万円になってしまいます。

 また、中古の場合は比較的土地値の占める割合が大きくなるのが一般的ですが、新築物件の場合は、土地値の占める割合が小さく建物価格の占める割合が大きくなります。

 まとめると、新築物件は投資回収のスピードが遅く、しかも物件価格が下がりやすいという性質を持っているため、利益を出しにくいということです。

 以上のことから、収益物件の活用対象となるのは中古物件という結論になります。

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収益物件,アパート,アパート活用,原価償却

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