第1章収益物件の利益最大化で
副収入を得ながら節税も実現する
収益物件活用の9割は初期設定で決まる
収益物件の活用の9割は、初期設定で決まります。
入居者の入る適切な物件を、利益の出る適切な価格で、減価償却を大きく取れる土地・建物価格の適切な割合で、そしてキャッシュフローが回る適切な資金調達で取得することが初期設定として重要です。初期設定の最適化こそが、収益物件活用の成否を分けるといっても過言ではありません。
なぜなら、これらの設定は、後々変更することができないからです。
違う物件を取得すればよかった。もう少し安く取得すればよかった。建物価格を大きく取ればよかった。もっと長期で借り入れをすればよかった。
どれだけ後悔しても後の祭りです。ある意味、収益物件の活用というのは、装置産業的な要素があります。もちろん、空室率が高くなっている現在においては管理運営面の要素も大切になってきてはいますが、この初期設定をどれだけ適切に行えるかということが何より重要なのです。